●漁獲統計
●大島海域
 底釣でキンメ・イサキ主体に1.9t、定置網でトビウオ類主体に1t、ハゴ釣でイサキ1.3t、刺網でタカベ0.4tを漁獲。他に曳縄が僅かに操業された。
 前年比漁獲量は、底釣は309%・ハゴ釣3953%であったが、前年多獲のクサヤモロが皆無でアジ類はマアジのみの定置は18%と激減した。
●利島〜神津島海域
 地震のため、若郷は5日までイカ釣・曳縄・底釣を延5隻操業したが、以降避難中。神津島は底釣は14日〜、建切網は20日〜、イカ釣は6日と12日以降にそれぞれ操業し、漁獲は底釣で74%・イカ釣で86%を占めた。
 利島を除く各島の底釣12.7t、若郷・式根島・神津島のイカ釣12t、神津島の建切網でイサキ主体に19.9t、新島の定置網でマアジ主体に4.7t、利島・式根島の刺網でタカベ主体に3.1tの漁獲、他にハゴ釣・曳縄が僅かに操業された。
 前年比漁獲量は、底釣155%・建切網のイサキの増加等があったが、ケンサキイカの減少が大きかった。
●三宅島海域
 底釣はキンメダイ・メダイ主体に6.4t、定置網はカンパチ・オアカムロを主とするアジ類主体に3.6t、曳縄はキメジ主体に0.9tの漁獲した他、ケンサキイカ主体のイカ釣・トビウオ対象巻刺網・夕カべ刺網等が操業された。
 前年比漁獲量は、底釣164%・定置網77%・イカ釣15%と増減し、建切網がなく、曳縄を操業したこと等漁法の変動もあったが、総漁獲量は同程度となった。
●八丈島海域
 前月同様、底釣主体の操業で、底釣の漁獲38.6tが全漁獲量の92%を占め、特にキンメダイ55%・メダイ26%と、この両魚種で81%を占めた。
 曳縄でカツオ・ハガツオ・メジ等1.8tを、磯魚対象刺網で0.2tを漁獲した他、トビウオ類対象の巻刺網が操業された。
 前年比漁獲量は、曳縄では43%だが、底釣は134%で、全体は増加した。
●南方海域
 底釣主体の操業だが、曳縄によるカツオ0.4tとメジ少々の漁獲があった。メダイ・チカメキントキが主な漁獲で、この両魚種が漁獲の52%を占めた。
 操業隻数は前年の略2/3で、漁獲量もそれに伴って減少した。


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