資源管理 倦まぬ努力の積み重ね 伊豆諸島漁海況月報 |
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| Ｎｏ．１５ 平成１１年６月１日〜６月３０日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●海況
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●概況 黒潮は、九州東岸から足摺岬・潮岬に接岸して流れ、33°〜33°20'N付近を遠州灘沖を経て、石廊埼沖まで直進した。 伊豆諸島海城へ達した黒潮は、北東方向へ向きを変えて、八丈島付近または北側を通り、房総半島を上旬にはやや離岸していたが、中旬以降は接岸傾向で流れた。 伊豆諸島北部海城では、上旬には19〜24℃台の黒潮前線が新島〜御蔵島間に形成された。新島周辺には19℃台の低温域がみられたが、中旬以降には、大島〜八丈島まで20〜25℃の水域が分布し、下旬には、房総半島沖から相模湾に向かって22〜24℃台の黒潮系水が波及していた。 黒潮本流の海面水温は、八丈島付近で月前半は24℃、月後半は三宅島・八丈島付近ともに25℃であった。 ●各島沿岸水温 伊豆諸島北部海域では、冷水域の影響を受けて、低水温で経過したが、大島では、中旬後半以降、房総半島方向から相模湾へ張り出した黒潮系水の影響を受けて、水温は上昇し、最高23.0℃を記録した。 三宅島は、常に黒潮前線域に位置し、上旬に最高水温22.5℃、中旬に最低水温19.0℃を記録した。 八丈島は、常に黒潮の外則域にあり、高水温て経過した。 |
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| ●６月の平均・旬平均定置水温 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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