秋の空気が感じられるようになった10月2日土曜日、東京都水産試験場主催による標記検討会が、東京都奥多摩さかな養殖センターで、多摩川水系河川4漁協、釣団体等6団体、水産課、水産試験場の関係者22名の参加で開催されました。
 放流検討会では、各団体が昨年度のヤマメ発眼卵埋設放流と本年2月から4月に実施したカゴ回収結果について報告し合うとともに、本年度の放流日・場所・数量などを内容とする放流計画を作成しました。計画では、11月中に奥多摩や秋川の渓流各所に、養殖センター産のヤマメ発眼卵総数10万個を参加者が分担してカゴに入れて放流します。順調にいけば、年内にもたくさんのヤマメの赤ちゃんが産まれるはずです。
 合わせて渓流セミナーが開催され、水産試験場に研究成果「発眼卵埋設によるイワナの放流効果について」を紹介しました。


写真1 標記検討会


写真2 標記検討会