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2013年1から6月の海況の見通しについて

 中央水産研究所と福島県から鹿児島県までの各都道府県水産関係機関が、海況の現況と2013年1から6月の海況予測について検討を行いました。 その結果に基づいて、12月20日に水産庁より今後の見通しが発表されましたので、その概要をお知らせします。

 

【現況】 (12月19日現在)
 黒潮は青ヶ島の南を通過したのち、八丈島の東沖を北上し、房総半島沖で北東に向きを変えている模様です。なお、八丈島は黒潮の北に位置するC型流路となっています。(図1)
 

【今後の見通し】
 黒潮は、1 月はC 型でその後N型となり、3月以降B・C型となる見通しです。
 伊豆諸島南部海域は、概ね黒潮より北に位置し冷水に覆われ、2月以降は黒潮流路の変動に伴い暖水域に入ることがあります。


 伊豆諸島南部海域は、「平年並」から「低め」(平年差-2.5から+0.5℃程度)で推移し、黒潮が八丈島の北を通るN・B型になったときは、「平年並」から「高め」(平年差-0.5から+2.5℃程度)となる見込みです。

図1 図2

 図1 2012年12月19日現在の黒潮流路              図2 黒潮流型

   (八丈海洋ニュースより)