「世界のオキナエビスと伊藤コレクション」

2001年6月1日から9月30日　特別展示開催
大島町貝類博物館「ぱれ・らめーる」

サンゴの付いたオキナエビス	ヒメアカネオキナエビス
展示室内

オキナエビスは、5億5千年から1億5千年前に栄えたグループに属する貝で、「生きた化石」といわれている、学術的に大変貴重な貝です。殻口外唇に特異な長い切れ込みがあることや、一対の鰓など原始的な姿を保っています。別名「長者貝」とも言われ深海に生息しているために、入手が困難な貝として、コレクターのあこがれの的となっています。

オキナエビスは、世界で29種類が知られていますが、今回は、そのうち26種類を集めてた「伊藤コレクション」をお楽しみいただける、大変貴重な機会です。その他にも、世界の貴重な貝、約1000点を特別展示します。

「伊藤コレクション」：
日本貝類学会の役員、そして東京貝類同好会の名誉会長を務める伊藤 宏氏のコレクション。氏は、今回展示のオキナエビス26種類をはじめ、約6000種の世界中の貝類を収集している。

場所：大島町貝類博物館「ぱれ・らめーる」
東京都大島町元町2-20-1
お問い合わせ先：Tel 04992-2-3111