(普及指導資料 水試020410)

 東京都水産試験場では1983年度以降、13年間にわたり東京湾から多摩川にそ上してくるアユ Plecoglossus altivelis の数を調査してきました。調査開始から毎年数万から数十万尾のそ上が確認され、1993年は100万尾を越えました。
 1997年度から調査は、東京都内水面漁業協同組合連合会が継続していますが、水試では内水面漁連に協力し、技術指導を行っています。
 2002年4月、季節のすすみ具合が例年よりすべて2週間ほど早まっている中、8日に大田区田園調布一丁目にある調布取水堰の下流側に定置網を敷設しましたので、その様子を紹介します。なお、調査結果については後日お知らせします。


写真1 垣網の支柱を打ち込んでいます 写真2 竹で垣網の縦横の支えを作っています
写真1 垣網の支柱を打ち込んでいます 写真2 竹で垣網の縦横の支えを作っています
 
写真3 魚捕り部分の返しを作っています 写真4 魚捕りの袋網を取り付けています
写真3 魚捕り部分の返しを作っています 写真4 魚捕りの袋網を取り付けています