漁業調査指導等

漁業調査指導等

1. 普及指導

1) 養殖衛生管理体制整備事業

健全で安心できる養殖魚を生産するために、疾病対策のみならず食品衛生や環境保全に対応した管理体制を整備します。
巡回指導による指導、養殖場の調査、監視を行います。コイペルペスウイルス病の診断と蔓延防止対策に取り組みます。

2) 普及指導

巡回指導などにより各町村、漁協、漁業者の要望を把握し、問題解決を図ります。併せて都民に東京都の水産に関する啓蒙活動を行います。
巡回指導による技術指導、技術開発、を行います。ホームページを作成し、各種イベントに参加して啓蒙活動を行います。

7.jpg遡上アユ調査の見学会

2. 漁海況予報事業

1) 漁海況予報事業

漁海況情報を迅速に収集し、漁業者に速やかに提供することにより、操業の効率化を図ります。
定線観測調査、定地水温観測を行うほか、他県や漁船の情報、衛星データを収集して毎日「海の天気図」、「八丈海洋ニュース」を発行します。漁獲情報を収集し、海況情報週報を発行します。年3回海況長期予報を発表します。

kurosio.jpg黒潮流路図

3. 漁業調査指導

1) 広域海域漁業調査指導

調査指導船「みやこ」(189トン)を使用して大島から沖ノ鳥島、南鳥島に亘る広域海域で漁場環境調査、資源調査、漁業取締等を行います。
年間出港日数 200日

miyako.png調査指導船「みやこ」

2) 伊豆諸島北部海域漁業調査指導

調査指導船「やしお」(43トン)を使用して大島から三宅島、御蔵島の伊豆諸島北部海域で漁場環境調査、資源調査、漁業取締等を行います。
年間出港日数 170日

3) 伊豆諸島南部海域漁業調査指導

調査指導船「たくなん」(44トン)を使用して八丈島から青ヶ島の伊豆諸島南部海域で漁場環境調査、資源調査、漁業取締等を行います。
年間出港日数 170日

4) 小笠原海域漁業調査指導

調査指導船「興洋」(87トン)を使用して小笠原諸島、火山列島、沖ノ鳥島で漁場環境調査、資源調査、漁業取締等を行います。
年間出港日数 180日

8.jpg硫黄島でLCネット調査中の「興洋」

4. 陸上無線局

伊豆諸島、小笠原諸島近海における漁業指導情報、漁業気象、安全情報を速やかに通報し、漁業生産性の向上を図るとともに、操業の安全に貢献します。

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