東京都漁業用海岸局
局 名 :東京都漁業用海岸局
識別符号 :とうきょうぎょぎょう
運用開始日:平成28年4月1日
沿革
昭和23年 3月 水産試験場大島分場の付属施設として大島指導用無線局運用開始
昭和23年12月 水産試験場大島分場八丈現業場の付属施設として八丈島指導用無線局運用開始
昭和32年 4月 八丈現業場を大島分場より分離。八丈分場の指導用無線局として発足
昭和60年 9月 八丈島指導用無線局の運用時間を24時間に 拡大
平成17年 4月 島しょ農林水産総合センターの指導用無線局として発足
平成19年 4月 東京都島嶼無線漁業協同組合に八丈無線局 業務を一部委託
平成28年 4月 大島指導用無線局を八丈島に統合東京都漁業用海岸局として発足
海の安全を守る
無線局では、気象情報の送受信や漁業調査指導船「みやこ」「やしお」「たくなん」との定時交信、遭難信号(27,524KHz、2,182KHz)の聴守を行い、伊豆諸島海域で操業する漁船の安全を確保しています。
「みやこ」 「やしお」 「たくなん」
業務内容
漁業操業の効率化と安全を確保するため、365日休みなく気象や水温、航行警報などの情報を提供しています。
1 指導通信
(1)指導船等との通信
・都漁業調査指導船及び実習船との交信
(2)漁海況通信
・島しょ農林水産総合センターが実施した調査に関する周知放送
・島しょ農林水産総合センターが発行する海洋ニュース等の周知放送
(3)気象通報
・気象実況及び予報・警報の周知放送
・「漁業気象図」の発行
(4)水路通報
・漂流物、灯台等の異常等に関する周知放送
(5)遭難緊急安全等に関する通信
・海難事故及び違反操業通報、関係機関への救助等に関する周知放送等
2 漁業通信
所属漁船と漁業活動に関する交信
3 設備の点検
三根局および樫立局など各中継局の設備点検
施設配置図と到達範囲
伊豆諸島の主要漁場での送受信が可能となり、漁船が装備する全ての超短波、中短波に対応しています。