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平成18年度 主要成果集

平成18年度 主要成果集

八丈カツオ、来遊量と漁場はどのように変化するか

八丈島水産業の最重要魚種であるカツオについて、水揚げ情報の収集・解析や、漁獲物の測定等により、漁況変動と来遊群の特性把握を行い、黒潮流路が3月と4月A型流路、5月C型流路の場合、好漁になる頻度が高いことがわかりました。また、海洋観測結果や衛星画像解析により、カツオ漁場は湧昇により植物プランクトンが多く発生する場所に形成されることがわかりました。また、標識放流による魚群移動経路の把握を行ったところ、様々な方向で再捕され、移動に一定の方向性が無い傾向がみられました。 実施機関: 八丈事業所 事業課題名: 八丈島におけるカツオ漁業資源調査

テングサ不漁要因を明らかにして回復の糸口を探る

近年続いているテングサの不漁要因を把握するため、テングサの生長・繁茂と海洋環境の関係について調査しました。その結果、八丈島は近年、黒潮の外側に位置することが多く、このため生長に必要な栄養塩が十分供給されないことが不漁の大きな要因となっていることがわかりました。また、現在わずかに残るテングサ場を支えている要因として、陸域からの栄養塩の供給が示唆されました。 実施機関:八丈事業所・首都大学東京・国立環境研究所 事業課題名:テングサ磯焼け対策

キンメダイの食性を明らかにして資源管理方策に役立てる

伊豆諸島海域におけるキンメダイの漁場特性を把握するために、キンメダイの胃内容物を査定し、出現種について統計的比較を実施し、餌料生物の海域差および成熟と食性変化の関係について検討しました。この結果、キンメダイの重要な餌料は、魚類と甲殻類であることが判明し、成熟期には魚類を多く捕食する傾向にあることが分かりました。また、餌料となっていたハダカイワシ科魚類は、神津島産と八丈島産では明瞭な違いがあることが確認されました。 実施機関: 八丈事業所 事業課題名: キンメダイ資源構造解明研究

三宅島のテングサ漁場の現状は!回復方策を探る

三宅島の代表的な水産資源であるテングサは、平成12年の噴火災害による泥流や降灰、土砂崩れによって大きな被害を受けました。大島事業所では、噴火当初より毎年継続して着生状況等の調査を実施し、オオブサはほぼ噴火前の良好な状態に戻りつつあるが、マクサは一部の漁場を除いてまだ回復していないことを把握し、漁業関係者に情報提供しました。一方、回復の遅れているマクサについては、漁場造成による回復対策の検討を行いました。 実施機関: 大島事業所 事業課題名: 三宅島災害復旧対策

地元と連携した加工品開発で地域振興に貢献

地元でとれる利用価値の低いゴマサバやサメの利用方法について漁協女性部などの地域の方々と連携して検討し、魚肉すり身などの加工品の開発に必要な技術的支援を行いました。開発した製品は、地元漁協女性部が製造、販売に取り組み、地元の学校給食や民宿などで利用されるようになりました。また、明日葉入りのトコロテンなど新製品の開発や、地産地消の推進に必要な技術相談などにも取り組みました。 実施機関: 大島事業所 事業課題名: 啓発・普及

加工品開発で奥多摩やまめの生産振興を図る

奥多摩やまめの生産振興を目指して、特産品としての奥多摩やまめの利用形態の拡大に取り組みました。食味試験により小型魚(200g)での通常ヤマメとの差別化が可能であり、冷凍品としても流通の可能性があることがわかりました。燻製の開発によりいろいろな大きさで付加価値を高めることが可能になりました。 実施機関: 奥多摩さかな養殖センター(委託) 事業課題名: 冷水魚優良種苗育成
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