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平成11年度 主要技術成果集

平成11年度 主要技術成果集

アカハタ種苗生産技術の開発と種苗放流

小笠原海域で採集されたアカハタ親魚から種苗生産を行い、平成10年度から2年連続して万単位の大量種苗生産に成功した。平成11年度は生産された稚魚に標識を装着して禁漁区等に放流し、効果判定を行った。 実施機関: 小笠原水産センター 担当者: 川辺勝俊・木村ジョンソン・山本貴道

自然産卵したイサキの初期発生と成長

産卵は水温20℃を越える6月上旬から始まり、8月中旬まで続き、産卵時刻のピ-クは午後9時頃であった。飼育水温22℃で24時間でふ化、4日目に開口、発眼、摂餌が始まり、20日目には泳ぐようになった。その時の尾叉長は6mmで、113日間で101mmまで成長した。 実施機関: 大島分場 担当者: 橋本 浩

伊豆諸島におけるサザエの産卵について

生殖腺の組織学的な観察と成熟度指数(G1)から伊豆大島の産卵期は7月から9月、成熟最小型は、雌雄とも殻高50mm前後と推定された。また、生後3年目の個体から産卵に加入する事が判明した。 実施機関: 大島分場 担当者: 工藤眞弘・杉野 隆・斉藤修二*

伊豆諸島南部海域におけるキンメダイの卵・仔魚の分布と分散

八丈島の北西海域の黒瀬で223個の卵と1尾の前期仔魚を採集した。発生初期の卵は中層で、発生後期の卵は表層で多く採集した。これらの結果から、今回調査を実施した黒瀬海山東斜面の水深約500mで採卵が行われ、受精卵は浮上しながら発生を進め、表層で孵化していることが確認された。 実施機関: 八丈分場・大島分場 担当者: 堀井 善弘・橋本 浩*・妹尾 浩太郎*

キハダマグロ幼魚の養成による商品化の試みについて

小笠原近海で漁獲されるキハダの幼魚を海面生簀で蓄養し、成長過程と肉質の変化について調査し、本州市場に試験出荷した。約5kgの幼魚が1年半の蓄養で20kgから30kg以上に成長した。肉質は給餌量、給餌回数の調整により改善され、市場では1000円/kgから2000円/kgの値が付いた。 実施機関: 小笠原水産センター 担当者: 山本貴道・錦織一臣・龍 岳比呂*

東京湾のマアナゴの成長と移動

1月に最大個体を含む大型個体が出現し、6月まで400mmから500mmの中型個体中心に漁獲されているが、7月以降は小型個体が主体になっていることが明らかになった。また、2月に葉形仔魚(レプトケファルス)を、5月末には全長110mmに満たない稚アナゴを採集したことから、この時期、東京湾での資源の添加が行われているものと思われる。 実施機関: 資源管理部 担当者: 千野 力

「奥多摩やまめ」の普及への取組

「奥多摩やまめ」(全雌三倍体ヤマメ)の地域特産品化を目指し、普及・PR活動に取り組んだ。本年度は「奥多摩やまめ」料理教室を中心としたPRの取組によって、知名度の向上が図れ、多摩地域における「奥多摩やまめ」の需要が大きく増大した。 実施機関: 奥多摩分場 担当者: 城 智聡*・河西一彦・牧 茂・斉藤修二

底建て延縄漁場で漁獲されたキンメダイの年齢と成長

3歳魚から16歳魚が漁獲され、そのうち約8割を4歳魚から7歳魚が占めていた。成長との関係を調べた結果、3歳魚の尾叉長は273mmで、6歳まで年間30mm以上の成長を示したが、その後低下した。また、重量は5歳魚で1kgに達し、9歳魚で2kgをこえた。 実施機関: 資源管理部・大島分場・八丈分場 担当者: 山口 邦久・橋本 浩・堀井 善弘

植物栽培による養殖排水の浄化

養殖排水の浄化と副産物生産の両立を目的に、養殖場から恒常的に排出される通常排水を利用した植物栽培を試みた。野菜および花類を各3種ずつ栽培した結果、野菜1種を除く全種において、排水を浄化しながら副産物として生産が可能であることを確認した。 実施機関: 奥多摩分場 担当者: 中尾忠司・山川正己*1・山本貴道*2

八丈島地先に放流した人工生産フクトコブシの成長と漁獲回収率

殻長平均20mmで放流したフクトコブシは、1年後に53.8mm、18.4g、2年後65.6mm、35.7g、3年後73.8mm、58.5gに成長した。50万個放流した種苗のうち3年間で65,064個、1,500.3kgを回収し、漁獲回収率は13.0%であった。地先別の回収率に大きな差がみられ、最も高いところでは43%であったが、残りの3地先では10%以下の低い値であった。 実施機関: 八丈分場 担当者: 東元俊光
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