東京都島しょ農林水産総合センター 令和7年度 研究成果発表会 (水産部門)

東京都島しょ農林水産総合センター 令和7年度 研究成果発表会 (水産部門)

要旨一覧はこちらR07年度研究成果発表会.pdf

(1) 伊豆諸島におけるケンサキイカの生態について ~調査と操業日誌からみた成長・成熟と分布特性~

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要 旨:伊豆諸島におけるケンサキイカの資源生態を把握するため、調査指導船によるイカ釣り調査および電子操業日誌(トリトンの矛)のデータの整理を行いました。

調査の結果、漁獲は主に春季に多く、成熟個体が主体でした。外套長組成からは複数の季節群の存在が示唆され、CPUEは水温・塩分などの海洋環境条件と関連して変動する傾向が認められました。

(2) 耳石酸素安定同位体比分析によるキンメダイの底層移行パターンの検討

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要 旨:キンメダイ仔稚魚の成長に伴う底層移行過程を把握するため、耳石の酸素安定同位体比を用いて過去の生息水温を推定し、水温鉛直分布と照合して連続的な生息深度を推定しました。

その結果、ふ化後から満1歳頃までに段階的に深度を下げ、以降は比較的安定した深度帯に分布すると考えられました。

(3) 八丈島周辺海域におけるメダイの基礎的生態 ~メダイの持続的利用に向けて~

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要 旨:八丈島の重要な漁業対象種であるメダイについて、漁獲状況調査、魚体測定調査、加入・回遊経路調査を行いました。その結果から、成長様式や孵化時期など基礎的知見が得られました。また、八丈島周辺のメダイの資源量を推定した結果、近年は横ばいであることが明らかになりました。

(4) 黄銅ファイバー浸漬用水を用いたニジマス卵管理の評価 ~種苗生産施設における現場実装を見据えて~

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要 旨:販売終了となった卵消毒薬(パイセス®及びパイセスA®)の代替として、黄銅ファイバー(繊維状の銅と亜鉛の合金)を用い、奥多摩さかな養殖センター(以下、さかなセンター)におけるミズカビ被害低減の有効性について調べました。

その結果、用水毎分1Lあたり5gの黄銅ファイバー浸漬用水にて有効性が期待できることが分かりました。

(5) 多摩川におけるアユの分布と釣れやすさ ~アユはどのような環境にみられるか、天然アユはよく釣れるのか~

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要 旨:東京湾から多摩川に遡上するアユは清流の象徴として広く注目を集めています。

今回は、多摩川におけるアユがどのような環境に分布するか、また遊漁の対象としてどのような特性を持つかについて調べました。

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