PDFはこちら 八丈事業所トピックス19号 [679KB pdfファイル] 

 

 平成22年度より当事業所が八丈島での栽培技術開発に取り組んできた「菊池レモン」。
 本年度からは、名称やロゴマークも新たに、まもなく本格出荷の時期を向かえます。今回はレモンの産地化に取り組む地域の活動を紹介します。

 

新名称が「八丈フルーツレモン」に決定

 JAレモン部会(会員数28名)では、島内外の皆様に「菊池レモン」をより一層親しんで頂けるように、新名称を公募しました。その後、JA、町、支庁、商工会、観光協会等の代表者を交えた選考会を開催し、総応募数236の中から、部会案も踏まえて検討した結果、新名称を「八丈フルーツレモン」とすることに決定しました。

 

ロゴマークやポスター、出荷箱の作成

 また、JAレモン部会では、「八丈フルーツレモン」のロゴマークを地元の高校生(都立八丈高等学校 美術部)と協力して作成しました。島からレモンと旗が飛び出し、島の特産品であることをアピールした図案はその後、専門家によるブラッシュアップを経て、図1のようなすばらしいロゴマークが完成しました。

図1 「八丈フルーツレモン」のロゴマーク

図1 「八丈フルーツレモン」のロゴマーク

 

 さらに、JAレモン部会では八丈フルーツレモンの販売促進のため、ポスター(図2)、贈答用の出荷箱(2キロ入り、果実 6~8個、¥2600+送料)も作成しました。今後、ポスターはJAと部会員で地元の商店や町営施設(温泉等)に張り出される予定です。
 当事業所でも、現在、八丈フルーツレモンをPRするため、八丈支庁展示ホールでの特設展示や、八丈島空港ロビーでのレモンの鉢植え展示も行っています。
 今年度の「八丈フルーツレモン」収穫量見込みは4トンで、12月下旬から3月頃にかけて出荷予定です。島内販売に加えて、島外へもJA東京島しょ(電話04996-2-1223)を通じて発送できます。
 まろやかな酸味で皮までおいしく食べられるフルーツレモンをぜひご賞味ください。

図2 「八丈フルーツレモン」のポスター

図2 「八丈フルーツレモン」のポスター