PDFはこちら八丈事業所トピックス No28 [852KB pdfファイル]    

 

学校教育に対する支援活動

 八丈事業所では、学校教育に対する支援活動に取り組んでいます。今回は、今年度島内の小中学生に対して行った、出前授業と職場体験受入について紹介します。

 

出前授業

 6月26日に水産振興係の職員が八丈町立三根小学校を訪問し、「八丈島のさかなについて知ろう」というテーマで授業を行いました。

 対象は5年生で、八丈島を代表する魚であるハマトビウオやキンメダイの生態や研究についてレクチャーをした後、その卵や稚魚の標本や、キンメダイの実物を見たり触れたりしました。

 生徒達は、教室でメダカを飼育・観察した事も影響したのか、卵の大きさがキンメダイとメダカとでほとんど変わらない事に驚き、キンメダイの体に触れて歓声をあげるなど感動していました。

 写真 レクチャーの様子  写真2 キンメダイに触れる生徒達

写真左 レクチャーの様子           写真右 キンメダイに触れる生徒達

  

職場体験

 11月4日から6日にかけての3日間、八丈町立三原中学校2年生(1名)の職場体験を受け入れました。

 初日は、八丈事業所の業務説明等のオリエンテーションが中心となりましたが、2日目からは、朝の職員ミーティングへの参加に始まり、飼育生物の管理、データ整理、調査船見学など、水産関係の職場体験に加え、農業関連の研究施設を見学しました。

 生徒にとって緊張が続く3日間でしたが、後日「職員一同への感謝と、調査船の操縦席に座ることができた感激」について書かれたお礼状が届き、貴重な体験になった様子がうかがえました。

 八丈事業所では、今後もこのような活動を通じて、八丈島の農林水産業と地域貢献に努めていきます。

 

 写真3 水産振興係職員による指導の下、展示魚水槽を掃除する様子 写真4 園芸振興係職員から、八丈フルーツレモンの栽培に関する研究の説明を聞く様子

写真左 水産振興係職員による指導の下、水槽を掃除する様子

写真右 園芸振興掛職員から八丈フルーツレモンの栽培に関する研究の説明を聞く様子