シチクイカ 

  1. 種名 シチクイカ Asperoteuthis acanthoderma (Lu,1977)                             ツツイカ目ユウレイイカ科 
  • 外套長:19.6cm、全長:186.8cm、体重:65.9g、雌雄:オス 
  • 採集日:平成22年1月2日
  • 採集場所:八丈島周辺 黒瀬の南 水深約450m
  • 採集方法:底釣で漁獲されたメダイの胃内容
  • 採集者:第五明神丸
  • 備考:沖縄や小笠原周辺、モロッカ海峡(東南アジア)で採集記録がある。体色は紫色で細長く、名前の由来はここ(紫竹)からきているらしい。外套長は大きいもので80cmに達することから、今回の標本は若い個体のようである。通常、外套膜後部に2枚の鰭があるが、今回の個体では一部欠けている。触腕はひも状で極めて長く、柄部に多数の発光器が並ぶ。触腕掌部には吸盤を欠く。左第二腕には吸盤がなく、(オス)生殖腕となっている。
  • 参考文献:  奥谷喬司編著(2000)日本近海産貝類図鑑 東海大学出版会           土屋光太郎他著(2002)イカ・タコガイドブック 阪急コミュニケーションズ