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  • オキアナゴ Congriscus megastomus (Gunther,1877)ウナギ目アナゴ科オキアナゴ属
  • 全長:48.5 cm 体重:200g
  • 採集日:平成28年4月13日
  • 採集場所:大島周辺海域(水深500m)
  • 採集方法:底釣り
  • 採集者: 調査指導船「みやこ」
  • 備考:尾部中央の明瞭な1黒色斑で区別ができる。2016年4月3日の読売新聞で、水産研究・教育機構などのチームが、親が不明であった20cmの葉っぱ型の巨大レプトセファルス幼生がオキアナゴだったと発表したという記事がでていた。生息域は相模湾~九州南岸の太平洋沿岸の水深150~830mの砂泥底。(多くは400~500m)
  • 食味試験を行った。ウナギ目であるため、血液微毒を考慮して生食を避け、かば焼き風で食した。食感、味ともにマアナゴと大差がなく、おいしいと感じた。また、血合いがほぼなかった。ただ、小骨が多い印象だった。結果としては、下処理で皮のぬめりをきれいに落とせばおいしく食すことができる。
  • 参考文献:日本産魚類検索 全種の同定 第三版Ⅰ 中坊徹次編 東海大学出版会