ギンザメ属の一種 

  1. 種名 ギンザメ属の一種 Chimaera sp.                                      ギンザメ目ギンザメ科ギンザメ属 
  • 全長;①79cm、②63.8cm、肛門前長;①30cm、②24.5cm                               体重;①2.3kg、②1.2kg、雌雄;①♂、②♀
  • 採集日:①2010年10月7日、②10月14日
  • 採集場所:八丈島周辺漁場
  • 採集方法:底釣
  • 採集者:第五明神丸
  • 備考:  ギンザメの仲間は、全頭類と呼ばれ、サメ・エイ類の板鰓類とともに軟骨魚類に属する。図鑑「日本産魚類検索全種の同定」によると日本近海に生息するギンザメ類は11種が知られている。多くの種類が水深100mより深い海の海底近くで生息し、大きな胸鰭を、羽ばたかせるようにして泳ぐ。第1背鰭には毒腺を持った大きなトゲを持つ。今回、雌雄各1個体が採集され、検索の結果、ジョウルダンギンザメと考えられるが、両者とも図鑑にあるように尾鰭後端は糸状に伸びない。
  • 参考文献:  中坊徹次編(2000)日本産魚類検索全種の同定第二版、東海大学出版会、東京