ゴマモンガラ 

  1. 種名 ゴマモンガラ Baslistoides viridescens (Schneider)                                       フグ目モンガラカワハギ科モンガラカワハギ属 
  • 全長;約50cm、体重;4.7kg
  • 採集日:平成22年10月18日
  • 採集場所:八丈島永郷沖
  • 採集方法:エビ網
  • 採集者:海王丸
  • 備考:神奈川県三崎以南;~インド・西太平洋の熱帯海域に分布。水深50m以浅のサンゴ礁域に生息。歯は強大で、ウニ類やカニ類、貝類を噛み砕いて食べる。産卵期は夏で、すり鉢状の巣をつくり、親が卵を保護する。巣を守る親は攻撃的になり、ダイバーが近づくと追い払おうとして噛まれることもあるそうだ。サンゴ礁を潜るダイバーには「危険な魚」として知られていて、産卵期の親には近寄らないほうがよいとのこと。
  • 参考文献:  中坊徹次編(2000)日本産魚類検索全種の同定第二版、東海大学出版会、東京                 山本典暎著(2004)海の危険生物ガイドブック、阪急コミュニケーションズ