シギウナギ

  1. 種名 シギウナギNemichthys scolopaceus Richardson                                ウナギ目シギウナギ科
  • 全長58.5cm、体重2.8g
  • 採集日:平成25年3月7日
  • 採集場所:三宅島西(第一大野原海丘付近)水深350m
  • 採集方法:底釣り(釣り上げたメダイの口内から)
  • 採集者:吉左丸
  • 備考:世界の温帯及び熱帯海域に広く分布。生息水深は300~2,000mの中層域。体は極めて細長く、側扁しています。尾部が糸状であることから、クロシギウナギ、クロシギウナギモドキと区別できる。体色は背面が淡黄褐色または淡褐色、腹面が褐色。黒色素胞が散在し、全長は最大1.4m程度。くちばし状をした長い口であることから、鳥の「シギ」に由来する名前が付いている。 本種は、釣り上げられたメダイの口内から採集されたが、静岡県水産技術研究所の報告によると、水揚げされたキンメダイの口内から採集された例もある。
  • 参考文献: 中坊徹次編(2000)日本産魚類検索全種の同定第二版、東海大学出版会、東京、多紀保彦他監修(2005)新訂原色魚類大図鑑、北陸館、東京、静岡県水産技術研究所ホームページ