アンコウ 

  1. 種名 アンコウ Lophiomus setigerus                            アンコウ目アンコウ亜目アンコウ科 
  • 全長:55.0cm、体重:4035.3g
  • 採集日:平成22年2月15日
  • 採集場所:大島東岸筆島沖
  • 採集方法:定置網
  • 備考:北海道以南からインド洋、西太平洋域の水深30~500mに広く分布する。胴と尾部は細くて短い。下顎の歯帯はやや広く、大小不同の歯が1~3列に並び、大きいものは全長1mに達する。近種のキアンコウとは、上膊棘が多尖頭であること、口腔内に白色斑があることで区別できる。砂泥中に潜み、背鰭第1棘条を動かして小魚を誘い捕食するが、非常に貪食であり、自分の体より大きな海鳥を丸呑みすることも知られている。主に底曳き網で漁獲され、冬場は特に美味。
  • 参考文献: 中坊徹次編(2000)日本産魚類検索全種の同定第二版、東海大学出版会、東京     多紀保彦他監修(2005)新訂原色魚類大図鑑、北陸館、東京                  多紀靖彦他監修(1999)食材魚貝大百科第2巻、平凡社、東京