アミダコ

  1. アミダコ Ocythoe tuberculata                                            八腕形目アミダコ科 
  • 外套長247mm、体重:3790g
  • 採集日:平成26年6月16日
  • 採集場所: 大島カキハラ
  • 採集方法:定置網
  • 採集者:定置網(伊豆大島) 
  • 備考:体は筋肉質で胴部が大きくイボ状の小さな突起が散在し、そこから「アミダコ」の和名がつけられた。雌は体長50cm程度まで成長するが雄は16cm程度までしか成長せず、矮小雄である。このことから今回採集された個体は雌であると考えられる。また、雄はサルパ類の皮殻の中に入る性質がある。交接腕の吸盤数は約100個。太平洋側の暖海域の表層から中層に分布する。本種は2002年に新島でも採集されいる(珍魚採集報告第10号で報告済)他、1984年には三宅島沖でサルパの皮殻の中に入っている個体も採集された。
  • 参考文献: 奥谷喬司編著(2000)日本近海産貝類図鑑 東海大学出版                            東京都島しょ農林水産総合センター大島事業所 珍魚採集報告