珍魚採集報告第222号 ヒレナガチョウチンアンコウ属の一種

珍魚採集報告第222号 ヒレナガチョウチンアンコウ属の一種

※ 本種は、平成30年に採集されたものですが、ホームページへ未記載であったため、あらためて掲載します。

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1 種名 ヒレナガチョウチンアンコウ属の一種  Caulophryne sp. (Brauer, 1951)

    アンコウ目ヒレナガチョウチンアンコウ科ヒレナガチョウチンアンコウ属

2 測定結果 全長:7.62mm

3 採集日 平成30711

4 採集場所 鳥島周辺海域

5 採集方法 リングネット(表層曳きネット)

6 採集者 漁業調査指導船みやこ

ヒレナガチョウチンアンコウ属の仔魚は、大きな胸鰭を持つ、腹鰭が特に長く発達する、

といった特徴を持つ。日本で見つかっている本属魚類は、ヒレナガチョウチンアンコウと

ケナシヒレナガチョウチンアンコウの二種であり、写真の個体はいずれかの種の仔魚だと

考えられる。

※ケナシヒレナガチョウチンアンコウは未記載種とされる。

参考文献:日本産稚魚図鑑第二版 沖山宗雄編 東海大学出版

     原色魚類大図鑑 三宅貞祥著 北隆館

     日本産魚類検索全種の同定第三版 中坊徹次編 東海大学出版

PDF版はこちら珍魚報告第222号ヒレナガチョウチンアンコウ属の一種.pdf

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