珍魚採集報告第212号 オオホモラ

珍魚採集報告第212号 オオホモラ

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珍魚採集報告 第212号

オオホモラ

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1 種名 十脚目短尾下目ホモラ科オオホモラ属

オオホモラ Paromola japonica

2 測定結果 甲幅 77.12mm、最大甲幅 79.99mm、甲長 99.76mm(額角含)、

体重 360.56g、雄

3 採集日 令和元年8月19日

4 採集場所 多幸沖

5 採集方法 底釣り

6 採集者 神津島漁協 神洋丸(石田竜一)

相模湾から土佐湾、種子島、ハワイ諸島でみられ、水深80mから300m以深の深海まで分布する。甲面は一面が鋭い小棘に覆われ、第4歩脚(一番後ろの脚)で貝殻などを背負うことができる。本個体は雌であり、雄では、鋏脚(一番前のはさみがある脚)がより大型化する。

島しょ農林水産総合センターの採捕記録では、平成13年4月1日に波浮口、平成18年9月10日に第一大野原、平成26年8月20日に八丈島南西漁場、平成30年6月13日に波浮口に次ぐ5例目。

本種は大西洋全域、太平洋、インド洋に分布。頭部が大きく外套開口より大きい。左眼は右眼より著しく大きく左右非対称となっている(写真右上)。背中線上に軟骨質の鋸歯状隆起がある(写真右下)。

参考文献:日本産蟹類 酒井恒著 講談社

     原色日本大型甲殻類図鑑(Ⅱ) 三宅貞祥著 保育社

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