フリージアの出荷(大島)

    

大島におけるフリージアの栽培は、ブバルディアとの輪作で導入している例が多い。無加温ハウスでの生産が主流であるが、今年は低温傾向の影響からか、出荷開始が例年より2~3週間遅れた。出荷が始まった圃場は、逆に出荷作業が集中する傾向にある。早生のラッピドイエローから出荷が始まり、サンドラ、ブルームーンなどの品種の出荷が始まっているが、いずれも遅れている。相場は、平年並み~やや安値となっている。

 

フリージア

フリージア 

  農産物加工講習会の開催 (三宅島)   

 

 島しょ農林水産総合センター三宅事業所は、18日、三宅村伊豆避難施設において農産物加工に関する講演会を開催した。講師は元神奈川県農業技術センター経営情報研究部長の小清水正美氏で、昨年に引き続き講習会の講師を依頼した。今回はアシタバの加工品を中心に実習を交えた講演を行った。質疑応答も長期保存の原理、保存のための殺菌方法の詳細な説明や、農産物に限らず、水産物の保存方法についても質問があり、それらの質問に対して論理的にわかりやすくご説明いただき、活発な質疑応答が交わされた。

今回の講習会で、参加者は農産加工の初歩を知ることができ、また島の農産物の可能性について知る発端となった講習会だった。今後、普及センターでは三宅島産農産物の生産に加え、加工品の開発に向けて支援を行っていく

 

講習会風景

講習会風景 

病害虫防除の講習会(青ヶ島)

  

 

切り葉と野菜の両生産出荷組合を対象に、農薬使用方法と病害虫防除の講習会を行い、生産者7名と村役場職員2名が参加した。

園芸振興係からは、農薬安全使用の留意点、農薬調合の順序、展着剤の使い方等を説明した。普及指導センターからは、青ヶ島で発生の多い病虫害に対応した農薬の紹介等を行った。参加者からは、キキョウランのカイガラムシ類、ロベのナメクジ類、イラガ類の対策に関して、個別具体的な質問があった。

 

病害虫講習会

  病害虫防除講習会

 

アシタバ加工の実演