パッションフルーツの販売開始(大島)

  

26日、生産者グループカメリアが取り組んでいるパッションフルーツの販売が、出帆港の船客待合所内売店等で始まった。今年は全体の生育が昨年より早いため、販売も昨年より半月ほど早くスタートした。

25日は、栽培講習会を行なった。大島事業所からは果実の受光を確保するための葉かきや芽かき、雨の後の晴天による急激な温度上昇を防ぐため換気をしっかり行なうことや、潅水について指導した。また、高温多湿な日が続き、花がらに黒かび病が発生しているため、防除を呼びかけた。

パッション商品 

 大島で販売中のパッションフルーツ

 

産業力強化支援事業の紹介と活用 (八丈島)

 東京都農林水産振興財団への委託事業である「産業力強化支援事業」を生産者に周知するため、25日には農業委員会総会において、28日には八農振、JA女性部含めた全生産部会代表を集め、事業の説明会を実施した。説明は農林水産振興財団職員(25日)、普及指導センター(28日)が行った。「農水省の6次産業化推進整備事業との違いは何か」という質問や、「専門家に話をしてもらうだけでなく、販路の紹介もお願いしたい」という意見があった。これらの説明を受けて、レモン部会では定例会において対応を協議した。今年度の収穫期に向けて宣伝、販売、加工品開発等を進めていく上では、専門家の助力が必要という認識で一致し、財団(チャレンジ農業支援センター)に対して正式に専門家の派遣要請を行った。

 レモン部会

 説明会風景