大島農業体験ツアーの開催(大島)    

 大島町と島しょ振興公社の共催で農業体験ツアーが7~9日にかけて2泊3日で開催された。参加者は3名で次年度から始まる大島町の新規就農支援研修センターでの農業研修を検討中である。今回は4か所の農家で農業体験を行い大島の農業の様子を見学した。

 

農家での体験ツアー  

アメリカイモの収穫終わる(新島、神津島)    

 新島特産のアメリカイモの収穫が終了した。新島全体で肥大不足が目立ち、一部では甚大なコガネムシの被害を受けている。また、焼酎用には今年も6tのアメリカイモが使用される予定となっている。全体の収量は、作付面積がやや減少していることから、昨年と同等か、若干少なめと思われる。なお、神津島でも、全体的に小ぶりの傾向である。

第15回三宅島産業祭、開催される(三宅島)    

 第15回三宅島産業祭が22日に開催された。産業祭に先立ち、21日に農産物の品評会が開催された。出品点数は86点(野菜43点、花卉35点、果樹8点)で、審査の結果、最上位である金賞全5点のうち、キキョウランが2点、ドラセナ2点、アシタバが1点入賞した。入賞した品は、キキョウランは草姿がきれいな扇形で、節間が詰まっており、ドラセナは発色がすばらしく、ボリューム感があった。アシタバは葉色が濃く、葉の長さや茎の太さの揃いがよく、いずれも生産者の栽培技術の高さが伺える秀品だった。三宅事業所からは、サツマイモ・ダイコンの展示紹介に加え、今年初めて試作したエアーポテトの展示も行った。また、パッションフルーツの苗を配布し普及を図った。産業祭では、今年は初の試みとして宝船の展示を行い、祭典終了時には宝船の野菜の配布を行った。

      農産物品評会の様子          初めて展示された宝船

「八丈島夢伝大会」での島内産切葉・切り花PR(八丈島)    

  八丈島切葉・切り花共撰共販出荷組合は30日「八丈島夢伝(障がい者中心のウォーキングマラソン大会)」に参加した増田明美夫妻に、島内産切葉で作成したビクトリーブーケを贈呈した。ビクトリーブーケは島内産のキキョウランやコルディリーネ等の切葉を用いて作成した。八丈島夢伝は島外からの参加者も多く、東京オリンピックに向けて島内産切葉・切り花をPRする良い機会になった。

ブーケの説明の様子