アジサイの出荷始まる(大島)

 5月下旬に入り、アジサイの出荷が始まった。例年、青系の花色から始まって、白、赤と続き、7月上旬まで出荷される。今年は、春季の強風で葉に塩害が生じるなどして、出荷量がやや減る見通し。相場は140円から50円と平年よりやや高値でスタートした・都内の小売店頭では、1150円から200円程度で販売されている。毎年、季節感のある商品として人気がある。大島では花が小ぶりになるよう仕立てているが、一般の消費者には買いやすいようである。

あじさい

アジサイ栽培風景

 

  

あめりか芋の植え付け始まる(新島)   

 新島で現在ブランド化を進めている「あめりか芋」の植え付けが始まった。タマネギの収穫後に行うため、早い所で5月中旬~下旬にかけて植えつけるが、6月末まで植え付け作業が行われる。入梅が早かったため大急ぎで植えつけた農家が多い。また、芋が割れることが多いことで知られる「あめりか芋」に関して、良品率を上げるため「割れ芋」の発生原因の一つと思われる地温や土壌水分との関係について、展示ほを6月から実施する。

あめりか芋ほ場

あめりか芋の栽培風景 

  

研修センターの動き(八丈島)

  4月から始まった八丈町担い手育成研修センターの課程が順調に進んでいる。15日の定例会では、ユンボ等の安全教育受講、共用ハウスの利用方法を確認した。16日には東京都農業会議が講師を務め、簿記講習会を行った。また、20日には島しょセンター(園芸振興係)が講師を務め、農薬使用に関する基礎講座を行った。出荷状況に関しては、レザーを一斉刈り(害虫防除のため)した影響で、これまではルスカスのみであった。しかし、レザーに関しても新葉の硬化が進み、6月から出荷可能となる見込みが立った。

 研修風景

 研修風景