2011年9月
農業担い手の確保に向けた新島村農業教室を開催（新島）
17日、新島村と普及指導センター新島分室では、農業担い手の確保に向け、村の施設「ふれあい農園」で村民対象の農業教室を開催した。農業生産の楽しさを参加者が感じられるような内容とし、基本的な野菜栽培技術の講義と実技指導を組み合わせた。また、JA東京島しょ新島店の直売部会とアシタバ部会の活動紹介も併せて行った。実技指導では、うねの作り方からマルチや防虫ネット、かん水チューブなど資材設置方法、苗の植え方の注意点などを指導し、参加者からは盛んに質問が出された。終了後、参加者が各部会員に相談する光景も見られ、教室開催に手ごたえが感じられた。今後、定期的に内容を変えながら開催していく。
マルチの管理方法の実技指導
レイ作り講習会（八丈島）
８日、JA東京島しょ八丈島支店女性部は、部員を対象としたレイ作り講習会を実施した。島内のフラダンスグループ主宰者を講師に招き、部員13名が参加した。今年から町役場では、観光振興においてレイの活用を検討している。しかし、レイの作り手・材料の確保に課題があることが分かり、講習会を通じてレイ作りのできる人を育てることにした。目的はそれだけでなく、レイの主な素材であるティーリーフの知名度向上と、島内での新規需要開拓を念頭に置いている。切り葉の生産拡大を側面から援護する活動として、各方面から寄せられる期待は大きい。
イシカグマを用いた髪飾り
