センリョウ研究会の開催(大島)   

 今年出荷の千両の品質の確認を目的としたセンリョウ研究会が19日に開催された。当日は(株)第一花きから多田氏が来島し、会員と目合わせを行った。また他産地の千両の品質の状況や近年好まれる枝ぶりについて多田氏より情報提供があった。センリョウ研究会では次年度の山村・離島振興施設整備事業の導入を目標に勉強会を重ねている。

千両

千両の目合わせ      

大麦が無事に発芽(新島)   

  一昨年より試作を行ってきた大麦であるが、徐々に栽培が定着してきており、本年は20aのまとまった農地で播種が行われた。この農地より収穫される大麦は全て島内酒造メーカーが買い取り、アメリカイモの焼酎の麹用に使用される予定である。昨年は大麦の収量が足りなかったため他県産のものも混ぜて焼酎を製造したが、来年製造分からは全て新島産の芋焼酎ができることになる。

大麦

播種後9日目の大麦 

キヌサヤエンドウの収穫始まる(三宅島)

 キヌサヤエンドウ生産農家では、9月中旬頃の播種以降暖かかったため生育が進み、今月中旬より収穫が始まった。生産者は21日開催予定の産業祭への出品を目指しての栽培管理を行っており、ヨトウムシやウラナミシジミによる食害が若干みられたものの、収穫に至った。これから年末にかけて収穫のピークを迎える。

キヌサヤエンドウ

 収穫を迎えたキヌサヤエンドウ

切葉・切り花共撰共販出荷組合による島内視察の実施(八丈島)

 24日、切葉・切り花共撰共販出荷組合において島内視察を実施した。当日は、キキョウランやコルディリーネ、斑入りモンステラ、斑入りヤツデ、オキナワウラボシ等の栽培ほ場5カ所を視察した。特にキキョウランは毎年、出荷数量が増えており、平均単価も安定していることから、参加者の関心も高かった。また、普及指導センターからはレイ・プランツ需要調査のアンケート結果を報告した。

島内視察

新しく導入された斑入りヤツデの視察