オオサヤエンドウの栽培検討会開催(大島)

    

 

3月6日JA島しょ大島支店では、1月の初荷から出荷を始めたオオサヤエンドウの生産者(5名)を集め、現在までの販売状況や規格の表示方法、市場からの要望、評価について報告を行うとともに栽培の検討会を開催した。規格については、形状、大きさによってA級品、B級品、等外からL級品、M級品、等外として、島外市場にはL級品、M級品を出荷に当てている。現在にところ東京青果を通し1箱1㎏、1500円前後で販売され好評を得ている。

栽培については、蔓のズリ下げの優良事例を普及センターから写真で紹介し検討を行った。

また、以前栽培したオオサヤ在来種が発見され、試作栽培しているオオサヤの食味調査と、圃場での生育状況を視察した。食味も甘く、草丈は背丈ほどで収穫作業もしやすく、今後、会では、種子を増産して試作栽培に取り組むこととなった。

オオサヤエンドウの栽培状況

オオサヤエンドウの栽培状況

 

野菜育苗講習会の開催(御蔵島)   

  

御蔵島では、昨年度から引き続き夏野菜の育苗技術の習得に取り組んでいる。

今年度は2年目の講習会になり、昨年度の成果を受けて生産者は意気込んだ講習会となった。今回は5月上旬定植を目指してウリ類の播種を行った。講習会受講者は「昨年の講習会を体験して、よい苗がよい品質のものを収穫できることがわかった。今年は昨年よりよい苗になるように取り組みたい」と意欲的に受講した講習会だった。

 

ポット苗への種まき

ポット苗への種まき風景 

レザーファンの現地検討会(八丈島)

    

レザーファン共撰共販出荷組合は28日に島内視察を行い、組合員10名の参加で、12箇所の圃場を回った。今回のテーマとなったのは、3月(高単価時期)に出荷枚数の増加を図るために行った冬季二重張りの効果確認である。二重張りによりハウス内最低気温は1℃以上高く保たれ、新芽の生長は10日ほど早まった。しかし、今年度12月、1月の低温が厳しく、全体的な生育遅れが顕著であった。このため、今年度に関しては二重張りの効果は小さく、目に見えるほどの3月期増収にはつながらなかった。

レザーファン現地検討会

レザーファン現地検討会