定年者等農業講習会を開催(大島)

 2月14日、大島の特産であるハランの栽培ついて、今年度第5回目の定年者等農業講習会を行った。葉物については、収穫期間が長く作業に追われることなく出荷できることから、大島の各地域で栽培されている。当日、講習会と現地ほ場を予定していたがあいにくの雨となり、室内での講習会と鉢植えのハランで株分けなど実演を行った。参加者の中には栽培されている方もいて関心が高かった。

  大島後継者講習会

 

    パッションフルーツ苗の生育順調(三宅島)

  

 三宅島では、多くの生産者が昨年10~11月にパッションフルーツ苗を定植しているが、いずれも概ね順調に生育している。2月に入ってから平年を下回る寒さが続いていることもあり、最近になって苗の伸びが鈍化しているが、生産者によってはすでに花芽が付き始めているところもある。今後寒さが緩んでいくにつれ再び生育が旺盛となり、3月下旬~4月にかけて開花が予想される。

三宅での栽培状況

 

 菊池レモンの講習会(八丈島) 

  

 普及指導センターはレモン部会を対象に講習会を行い、部会員10名が参加した(24日)。園芸振興係に講師を依頼し、①高知県でのハウスレモンせん定方法紹介(スライドによる)、②所内試験圃場でのせん定実演・実習、③果実に発生する虫害の特定方法解説を行った。

良好な結果枝を出させるための工夫として、なるべく徒長枝を切らず、枝の薄い空間に誘引して利用する方法を示した。また、虫害による果実の等級低下を防ぐためには、害虫の早期発見と適切な防除方法の選択が重要であることを強調し、被害痕の特徴と原因害虫の対応を実物の被害果で確認した。

八丈レモン講習会

菊地レモン講習会