農産物直売所でサマーイベントが開催される(大島)  

 

 14日、農産物直売所(ぶらっとハウス)運営委員会がサマーイベントを開催した。当日は、トマトの各品種の食べ比べ、スイカの試食などがあり、地元の消費者や観光客で賑わった。今年の春~夏作は、台風被害等もなく気候が比較的安定したせいか出品数が多く、果菜類を中心に品質の良いものが所狭しと並べられた。また、地元産の野菜や果物を使用した人気のアイスクリームでは、この春からこれまでなかったダブルが登場し、ブルーベリーやパッションフルーツなど各種から2種類の味を同時に楽しめるとあって好評であった。今年は好天にも恵まれ、売り上げ、来店者数ともに過去最高であった。

直売風景

 ぷらっとハウスのサマーイベント

 

農協女性部が島内視察を実施(八丈島)

  31日、農協女性部が夏恒例の島内視察を部会員15名の参加で実施した。今年は、公設組合との合同ではなかったため、部会員の畑を視察先とし、オクラ、早生サトイモ、ユリ、クルクマ、パッションフルーツ等を見学した。現地では、本人やご主人からの詳しい説明もあり、栽培や販売など大変勉強になったと好評であった。視察終了後、農協2階で組合長や担当部長の同席のもと、昼食をとりながら加工部門立ち上げや観光部の事業導入について話し合いを行った

女性部研修

農協女性部による島内視察

ブラジル由来のパッションフルーツが結実(三宅島)  

  

パッションフルーツ生産農家1戸において、種から育てたブラジル由来の品種(品種名不明、呼称「ブラジル」)が3年目にして初めて結実した。この農家では毎年人工授粉を行ってきたが、ブラジルは一昨年、昨年ともまったく結実しなかった。今年ようやく結実し、十数個が順調に大きくなっている。一般的な品種の「台農1号」と比較しても実が格段に大きく、最大のものでは長径13cmにもなっていた。今後色付いて落果するまでにさらに肥大する可能性があり、農家は収穫を心待ちにしている。

パッションの新系統

パッションフルーツ左「台農1号」右呼称「ブラジル」