特定外来生物講習会が開催される(大島)    

 12日に、大島支庁において特定外来生物講習会が開催された。環境局自然環境部、大島支庁産業課が主催し、大島町、JA東京島しょ伊豆大島支店、地元住民等が参加した。講演会では浅田正彦氏から「キョンの生息状況と防除の実態」、青木豊氏から「特定外来生物の捕獲による防除の現状」、石井信夫氏から「特定外来生物の問題点と対策の現状」の講演があった。質疑応答では大島町で農作物の食害被害が増えているキョンの生態や防除についての質問が相次いだ。また講演会終了後、関係者で今後のキョン対策について打合せを行った。

講習会の様子

講習会の様子  

新島野菜と深大寺そばとのコラボレーションメニューお披露目会開催(新島)   

 2月17日、都の観光部の「地域資源発掘型実証プログラム事業」を活用し、「農業もやいの集いin新島」が開催された。その中で、調布市の「深大寺そば組合」が新島産野菜を使用したメニューをお披露目した。水産加工品も含め、「新島野菜の天ざる」や「つみれのつけ汁そば」、「明日葉とムロアジのガレット」などの試食を行い、深大寺そば組合と親交を深めた。これらのメニューは昨年11月30日に深大寺でも一般人を対象に試食会が開催されている。

お披露目会の様子

お披露目会の様子 

パッションフルーツ苗の生育状況(三宅島)   

 三宅島では、パッションフルーツ生産者のうち、すでに花芽を付けているところもあれば、苗が例年になく細い状態が続いているところもあるなど、生産者によって生育状況に差が出ている。今年は寒さが長く続いている影響もあり苗の伸びが全般に鈍化しているが、今後寒さが緩んでいくにつれ生育が旺盛となり、3月下旬~4月にかけて開花が予想される。

ルスカス部会島内視察(八丈島) 

 12日、八丈島ルスカス共撰共販出荷組合は島内視察を実施し、組合員10名が参加した。視察では組合員の生産圃場6か所と研修センターを回った。潅水不足で芽立ちが悪い圃場や換気不十分でアブラムシが発生している圃場に対しては改善を指導した。近年、こうじかび病の被害が広がっており、こうじかび病による坪枯れが発生している圃場があった。こうじかび病は夏場の高温期に発生が多いので、暑熱対策が必要である。

圃場視察の様子

圃場視察の様子