大島の農産物、加工品をPR(大島)

 生産者グループ・伊豆大島アグリクラブは16日、築地本願寺の朝市に出店した。この冬、1番の冷え込みとなったが出足は好調で、持参したアシタバやキヌサヤエンドウ、キブサスイセンは完売した。お客の中には、先月の出店時にもアシタバを購入し、リピーターとして再び来店した方もあった。また、購入したアシタバの写真と、おいしかったとの感想を自身のブログにアップしているお客もいて、それを読んだ生産者は、とても励みになると話していた。

 

 

JA三宅島店アシタバ生産部会の品質検査会を開催(三宅島)

 5日、JA東京島しょ三宅島店アシタバ生産部会では、JA、役場、部会役員、普及担当者が参加して集出荷場においてアシタバ品質検査会を実施した。これは、昨年の出荷検討会で協議され、三宅島産アシタバの出荷規格の遵守やアシタバの品質向上を目的に実施されている。

 全体的には、品質・規格共に概ね良好であり、三宅島アシタバの信頼の高さが伺えた。今後も、アシタバ生産ほ場や出荷調整の方法について生産者間の検討会を開催し、より品質向上に向けた取組を実施していく。

 

 

漬物用タクアンの準備が始まる(八丈島)

 年が明け、ダイコン生産者は漬物用タクアンの準備に大忙しである。多い業者は2万本以上も漬けることから、公設市場出荷組合に所属する大手生産者に栽培を委託するが、少ない農家でも4,000~5,000本が一度に販売できるメリットがある。

 八丈島のタクアン(島たくあん)は、「塩っぱくて酢っぱい」のが特徴で、薄くスライスして、お茶うけや焼酎のお供に、そしてご飯のおかずに合い、親戚などへの贈り物にも重宝されている。漬け方は、充分干した大根を塩と糠で漬けるが、その他に加えるもの(トウガラシや昆布、ミカンの皮など)が違い、出来上がりの味も違うことから、「塩っぱさ」の度合いはまちまちであるものの美味しいと評判は高い。

 干しているダイコン