厳しい寒さによりレザーファン栽培の一部で被害(神津島) 

     

 本年は比較的温暖傾向であるものの、急激に冷え込む日がみられ、寒暖の差が激しい傾向にある。レザーファン栽培では近年の燃料高騰により暖房費の節減を余儀なくされ、無暖房で管理しているところがある。そのため一部のハウスでは霜による被害が確認されている。新芽に被害を受けるため、春先の収穫量の減少が心配される。一方、露地栽培のアシタバでは霜の被害は見られていない。

霜害レザーファン

 霜での被害状況

 

認定農業者視察研修開催される(三宅島)

  

 30、31日の二日間にわたり、三宅村の主催による認定農業者を対象とした視察研修会が開催された。内容は八王子道の駅において八王子市内のパッションフルーツ生産者との意見交換会と直売所見学、調布市仙川においてインショップ方式を導入した地場農産物直売所の見学、大田市場内仲卸での情報収集、関東東海花の展覧会の出品物の視察であった。

 八王子道の駅では、市内のパッションフルーツ生産者が集まり、栽培手法や販路拡大、加工品開発などの取組みや情報提供があり、三宅村認定農業者との活発な意見交換がなされた。大田市場では他地域から出荷されたキキョウランなどの切葉の状況を熱心に比較検討し、市場関係者と意見交換するなど、充実した視察研修会となった。

三宅研修

 

 大田市場での情報収集 

 「菊池レモンを核とした島おこし」第1回ワークショップ(八丈島)

 

  16日に第1回のワークショップが開催され、商工会女性部、JA女性部、レモン部会から23名が参加した。青いレモンの島といわれる愛媛県岩城島で、レモンを軸にインターネットや全国各地のマルシェで販売を手がけている古碕公一さんが講演を行った。「八丈島活かしてどのようにレモンを販売したらよいか」について岩城島での取り組みを交えて話し、参加者には大変好評であった。第2部としてJA女性部の部員等が試作したレモンを使った料理の試食会が行われた。ジャムの試作品が多かったが、干し大根のレモン漬け、レモンもちなど様々なものが出された。菊池レモンは普通のレモンと比較すると風味に特徴があるので、どの作品も菊池レモンの存在感を出すため様々に工夫されていた。

 

 

菊池レモンワークショップ

菊地レモンワークショップ