千両研究会の立げ検討会開催(大島)

 千両研究会では、12月の千両市出荷を前に会長宅の栽培圃場で今年の出来栄えの検討会を行った。土壌診断に基づいたカリ肥料の施肥と追肥の施用量を落としたことにより例年と比べ小葉で締まった草姿となった。参加した会員は、バランスの良い草姿を目の前にしたことから施肥改善への関心が高まった。

            

千両畑

  千両畑の様子

  

産業祭が盛大に開催される(三宅島)

    友好都市の小金井市、群馬県みなかみ町の首長、議員団を多数来賓に迎え、産業祭が開幕された。産業祭のメインイベントである農産物品評会には、前年を上回る109点の出品があった。三宅事業所職員らによる審査の結果、本年はパッションフルーツの上席に都知事賞が贈られた。

 三宅事業所は野菜の宝船制作などのほか、「農産物を利用した季節の飾り例」「インゲンマメ・サツマイモ品種紹介」「レイ作り体験教室」の展示・企画を実施した。なお、19日は荒天となったため、急きょ翌日にも展示や物品販売が延長された。初の2日間に及ぶ開催となった。   

産業祭

  メイン会場入り口に設置

 

八丈フルーツレモンの着色がすすむ(八丈島)

    八丈フルーツレモンは11月に入り、適度な低温に当たっていることから緑色から綺麗なレモン色に着色が進んできている。また、施設栽培では肥大も順調で、縦径が10㎝前後になっている。普及指導センターと園芸振興担当では、果実が着色すると果皮の苦みが減少し、マイマイ類の食害が急増することから、高品質生産に向けて生産者に注意を呼び掛けている。

                                           

   レモン

  着色が進む八丈フルーツレモン