オオサヤエンドウの採種講習会の開催(大島)

 19日、オオサヤエンドウ研究会では、昨年9月からオオサヤエンドウ在来種の栽培に取り組んでいる。自家採種で25年以上栽培されてきた在来種であり、いつくかの形質が現れ不揃いともなっている。

 会では、大島事業所園芸振興係に種子の選抜を依頼するとともに、会員各自が自家採種を行いながら栽培の拡大を図ることとしている。今回の講習会は、収穫が終わった後の彼岸後からの採種に向けた管理についての勉強会となった。

 今回栽培した経験から、現在の栽培品種に比較し、在来種では、40日~50日早い収穫となり、味がよいなど期待される点が多く、会員の採種への関心の高まりが感じられた。。

  写真1 採種用のオオサヤエンドウ

 採種用のオオサヤエンドウ

   

 

 ミカンの剪定講習会を実施(三宅島)

 3日、阿古地区のミカン生産者の圃場において剪定講習会を実施した。講習会には同地区内の生産者4名が参加した。剪定を行ったのは植え付けてから3年目の若木だが、これまでほとんど手を加えていない状態であったため、主枝を3本決めて樹形を整えることを主眼に剪定を行った。生産者からは、「剪定のポイントがつかめてよかった」「今後どれだけ実が付くか楽しみだ」との声が聞かれた。。

写真2 生産者による剪定の様子

生産者による剪定の様子

 

 第24回八丈島産業祭行われる(八丈島) 

    22、23日の2日間、産業祭が町役場ホールで始めて開催された。農林部門品評会では、鉢物、切り葉切り花、野菜、あしたば等181点の出品があった。今回も市場関係者が審査に加わり、終了後には講演会を行った。審査対象の出品物以外に、生産者、八丈高校園芸科、園芸振興係からも数多くの参考出品があった。

島しょセンターでは、「菊池レモンで島おこし」と題して、レモン部会とJA女性部の活動を紹介するパネル展示を行った。また、昨年同様にレイプランツの特設展示と水産係の研究成果展示も行った。2日間とも天候には恵まれたが、海況不良で大型客船(にっぽん丸)が寄航できなかったこともあり、来場者数は3,721人と昨年より700人減少した。

写真3 町役場新庁舎を会場とした産業祭

町役場新庁舎を会場とした産業祭

写真4 菊池レモンのパネル展示 

菊池レモンのパネル展示