三宅島で「島市」を開催(三宅島)

 16日、商工会主催による「島市」が、地域産物の有効活用と島内販路開拓を目的に阿古の漁協駐車場で開催された。島内15業者が出店して、島民、観光客など述べ800人が来場して賑わった。農産物では、キャベツ、ダイコン、ブロッコリーなどの一般野菜のほか、アシタバ、アシタバ加工品、花壇苗などが出品され、一番人気の盛況振りであったが、短時間で売り切れ終了となったのが残念であった。そのほか、トビウオのすり身、焼きサザエ、クサヤ、ムロアジハンバーガー、島焼酎などの飲食物の出店もあり、予想以上の人出であった。今年度中にあと5回の開催が予定されている。

「島市」での農産物の販売の様子  「島市」での農産物の販売の様子

          「島市」での農産物の販売の様子


パションフルーツの島内即売会(母島)

 13日、パッションフルーツ部会は、母島においてパッションフルーツの島内向け即売会を行った。小笠原では鉄骨ハウスを利用し、パッションフルーツの電照栽培と無加温栽培が行われている。電照栽培と無加温栽培の収穫期が重なるこの時期に島内向けにPRを兼ねて即売会を実施した。即売の30前から島民約60名が集まり、即売開始30分で完売した。

即売会の様子

即売会の様子


タマネギの生産・内地への出荷(新島)

 新島村農業研究会では、焼酎原料のアメリカ芋を生産しているが、その後作としてタマネギ栽培を試験的に栽培し、市場出荷を行っている。現在、LとMサイズを中心に市場出荷を行っており、紀ノ国屋、三浦屋などの高級スーパーで新島産タマネギのラベル付きで販売されている。スーパーの購買客からはとても好評である。6月半ばには出荷が終了する見込みで、その後収益性などの分析を行う。

タマネギの出荷箱


パッションフルーツ開花中(神津島)

 神津島村では、耐風強化型ハウス(ストロングハウス)でパッションフルーツが栽培されている。生産者4戸のうち3戸は生垣仕立て、1戸は平棚仕立てを行っている。現在は開花期を迎え、生産者は受粉作業に追われている。また、このほかにパッションフルーツ栽培希望者が1戸あり、栽培開始に向けて指導を行っている。