大島町新規就農者支援研修センターの研修ほ場で定植準備(大島)    

 研修センターではブバルディア部会の指導で、ブバルディアの育苗ハウスの準備、本圃場の準備を進めている。ブバルディアの苗は5月22日に納入され、下旬から6月初旬にかけて順次定植していく。普及指導センターでは本圃の土壌診断を実施し、部会と一緒に施肥設計を行った。

新規就農者

育苗準備  

アメリカイモの定植始まる(新島)   

 5月の連休後にはタマネギの収穫が終了し、後作のアメリカイモの定植が、5月下旬より始まっている。今年は作付予定の面積が若干減っているが、昨年普及指導センターで実施したコガネムシ防除の薬剤の展示ほや、収量が多いと思われる苗の採苗の方法などを検討しており、収量増が期待される。

アメリカイモ

定植予定の圃場

地産地消部会通常総会を開催(三宅島)    

 三宅島地産地消部会の通常総会が7日、漁協で開催された。本部会は昨年8月に設立され、これまでの約10か月間の事業報告、収支決算報告の承認に続き、平成27年度は生産技術向上のための栽培講習会の実施や、産業祭・島市等のイベントでの積極的な出店計画を盛り込み、すべて承認された。今年11月頃開催が予定されている産業祭では、部会員による宝船制作を計画的に進めることにしている。

クロマハナバチによるパッションフルーツの受粉が順調(八丈島)    

 八丈島のパッションフルーツ栽培では、着果の安定を図るため筆などによる人工受粉が行われている。今年度、この作業の省力化を図るため、アリスタジャパンサイエンス(株)の協力を得て、クロマルハナバチを用いた虫媒受粉の検討を試みている。4月下旬より開花が始まったパッションフルーツに対して、5月8日にクロマルハナバチを放飼したところ、人工受粉を実施しなかった花も果実が肥大してきており、今のところハチが順調に受粉していることが確認された。今後、普及指導センターでは、気温上昇時でもハチの活動が継続するか、また、収穫した果実の品質が、人工交配のものと比較して遜色がないかなどの調査を引き続き実施する。

パッション 

花粉を集めに来たクロマルハナバチ