定年セミナーの開催(大島)    

 19日、定年セミナーが開催された。テーマはサヤエンドウの施肥と播種である。今回は土壌診断結果を踏まえて、施肥設計をし、圃場に元肥を投入し、畝を作り、播種をするといった一連の作業を全員で行った。受講生からは「収穫時期に畑の様子を見に来たい」「自分の畑でも同じように播種してみたい」といった積極的な感想が聞かれた。

 

圃場での作業実習の様子  

ドラゴンフルーツの産地化へ意欲(新島)    

 新島では、少数ではあるがドラゴンフルーツを栽培しており、現在収穫の時期を迎えている。しかし、これまで販売されることはほとんどなく、趣味的な農作物とされてきた。昨年より一部の農家が、出荷販売を目指し挿し木を行い、500株の苗を育成した。本年度定植されたもののうち、数株は花芽をもち、順調に生育している。順調にいけば来年度には販売できることから、普及センターでは施肥や仕立て方など、農家と一緒になって、販売に向けた様々な支援を行っている。  

収穫間際のドラゴンフルーツ

野菜育苗講習会を開催(御蔵島)      

  3日、離島特別技術指導事業の現地指導のため、御蔵島の村温室において野菜の育苗講習会を開催した。御蔵島では、厳しい気候条件に加え、特に冬場の定期船の就航率の低さから、島内流通野菜を年間を通して安定生産していくことが課題となっている。講習会には9名の生産者が参加し、秋冬穫りのハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、ダイコン、ニンジン、カブ、ホウレンソウ、コマツナの播種、潅水作業を行った。

 

育苗の説明                                       作業の様子 

農協加工部会への専門家による加工場経営指導(八丈島)    

  3、4日、JA東京島しょ八丈島女性部加工部会は、チャレンジ農業支援センターより派遣された専門家から加工場経営についての指導を受けた。加工場は今年の5月に稼働したばかりで、人手不足や原材料の確保、商品のパッケージ等が問題になっている。当日は加工部会全員(9名)が参加し、事業計画やシフト表、売上管理表の作成方法について学んだ。普及センターからはレモンジャムの材料専門家の講演の様子である八丈フルーツレモンの生産量の推移について学んだ。普及センターからはレモンジャムの材料である八丈フルーツレモンの生産量について情報提供を行った。

 専門家の講演の様子