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つつじ小学校児童による磯生物観察

  平成26年6月13日、伊豆大島波浮港にて、大島町立つつじ小学校の児童36名が体験学習として磯生物観察を行いました。これを受け、大島事業所からは講師として職員を派遣しました。児童たちは好奇心いっぱいに磯生物の採集、観察を行いました。

 

磯生物の観察を始める前に

 平成26年6月13日、大島町立つつじ小学校の自然体験教室として、伊豆大島波浮港の磯場で磯生物観察が行われました。参加したのは、つつじ小学校の1年生から3年生の児童36名と教員5名でした。大島事業所からは、講師として4名の職員を派遣しました。
 磯生物の観察を始める前に、事業所職員が鋭い歯やとげを持つ生物、毒を持つ生物など危険な磯生物について説明を行いました(写真1)。

写真1 職員から危険生物の説明を受ける児童たち

写真1 職員から危険生物の説明を受ける児童たち  

 

いざ磯観察!

 いざ磯観察が始まると、児童たちはグループに分かれ、タイドプールに取り残された魚の赤ちゃんを網ですくったり、ヒトデやウニを手づかみで採集するなど、思い思いの方法で磯生物の採集を行いました(写真2)。中には、糸の先にエサをつけてカニを釣り上げる児童もいました。また、珍しい生物を採集した児童が、事業所職員に質問をする様子も見られました(写真3)。
 採集が終わると、グループごとに採集した生物の発表が行われました。児童たちは自分たちのグループ以外の生物についても観察を行い、ボトルの中を泳ぎ周る魚の赤ちゃんや、体液で水を紫に染めてしまったアメフラシなどを好奇心いっぱいに観察しました。
 この日採集された生物はヤツデヒトデやマツバガイをはじめ、イソガニやアメフラシ、カゴカキダイの幼魚などおよそ18種類でした。採集された生物の一部はつつじ小学校で飼育するために持ち帰られ、それ以外は海へ戻されました。

写真2 思い思いの方法で磯生物を採集 

写真2 思い思いの方法で磯生物を採集

 

 

写真3 生物について事業所職員に尋ねる児童

写真3 生物について事業所職員に尋ねる児童