平成24年　大島地区テングサ生育状況調査結果

 　大島のテングサ漁場14地点で、口開け前の生育状況を調査しました。単位面積当たりの着生量は、3地点で「昨年より多く」、9地点で「昨年並」、2地点で「昨年より少ない」との結果になりました。

　　　PDFはこちら大島事業所トピック341号 [215KB pdfファイル]   

大島の４地区、14地点で調査を実施

　調査は、3月中に、大島の元町地区3地点（前浜、長根、泉浜）、岡田地区4地点（野田浜、灯台下、小口、苗の根）、泉津地区4地点（秋の浜、二本松、ゼンマ下、ミミズ浜）、波浮地区2地点（カキハラ、波浮口東側）、差木地地区1地点（差木地漁港口）の計14地点（図１）で、SCUBA潜水により1㎡の枠取り調査（写真1）を行いました。

写真1　

写真1 　枠取り調査風景

 

図1

 図１　地点別テングサ枠取り調査結果

上段：着生量、下段：平均藻長、（　）内は昨年の値

着生量は9地点で「昨年並」

　着生量は、元町地区で「昨年並」または「昨年より多い」、岡田地区で「昨年より少ない」または「昨年並」、泉津地区で「昨年並」または「昨年より多い」、波浮地区で「昨年より少ない」または「昨年並」、差木地地区で「昨年並」となりました。

注：「並」は昨年の値の±20％の範囲。