大島事業所トピック№423 令和8年1~6月の伊豆諸島周辺海域の海況見通し

大島事業所トピック№423 令和8年1~6月の伊豆諸島周辺海域の海況見通し

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黒潮は大蛇行が継続。

令和7年12月に長期漁海況予報会議が開催され、水産研究・教育機構より、令和8年1~6月の海況予報が発表されましたので、お知らせします。

海況の現況と経過

【現況】黒潮は潮岬沖33°N付近から東進して八丈島南沖を通過した後、140°20′E付近を北上して北東に流去しています(図1)。

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   図1 関東・東海海況速報(令和8年1月9日)

【経過】9月に一時的に黒潮流路が八丈島付近を流れることがありましたが8月~11月上旬までは、ほぼ大規模なC型で経過しました(図2左)。11月中旬は八丈島付近を通過、11月下旬~12月中旬は、八丈島の北を通過するB型で経過していました。

大島トピック423.png

   図2 関東・東海海況速報(令和7年8月13日および11月27日)

海況予測(令和8年1月~6月)

3月までC型で推移し、その後はN型基調になります。現況で八丈島南沖を流れる黒潮は32°30′N付近まで南下する見通しです。

伊豆諸島北部海域の海況見通し

伊伊豆諸島北部海域は、黒潮の内側の冷水域に入ります。そのため沿岸水温は3月まで「低め」~「やや低め」※、その後は「やや低め」~「平年並み」になると予想しています。
※ 「平年並」=平年値±0.5℃程度、「やや高め」=平年値+0.5~1.5℃、「きわめて高め」=平年値+2.5℃以上

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図3 黒潮流路の代表的なパターン

A型:32°N以南まで蛇行(海上保安庁HPより)

B型:八丈島の北を通過 流路の南端が32N以北かつ33N以南

C型:八丈島の南を通過蛇行流路の南端が32N以北

N型:八丈島の北を通過、流路の南端が33N以北

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