大島事業所トピック№424 令和8年4~7月の伊豆諸島周辺海域の海況見通し

大島事業所トピック№424 令和8年4~7月の伊豆諸島周辺海域の海況見通し

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黒潮はN型基調で推移し、一時的にB型またはC型となる。

令和8年3月に長期漁海況予報会議が開催され、水産研究・教育機構より、令和8年4~7月の海況予報が発表されましたので、お知らせします。

海況の現況と経過

【現況】黒潮は遠州灘沖33°N付近を東進して石廊埼沖で小さく蛇行した後、房総半島東沖の冷水域を迂回・北上しています(図1)。

20260330広域版海の天気図.png

   図1 関東・東海海況速報(令和8年3月30日)

【経過】1月以降概ね、C型基調で推移しました(図2)。そのため定地水温は大蛇行が継続していた昨年と比べ、大島で0.2~0.8℃、新島で2.2~3.1℃、三宅島で1.1~2.3℃低下しました(表1)。大島の水温があまり下がらないのは黒潮北上部からの暖水波及の影響です。

大島トピック424.png

   図2 関東・東海海況速報(令和8年1月22日)

表1 令和8年の各島月別平均定地水温(℃)
大島 新島 三宅島
 1月 16.4(17.2) 15.1(18.2) 16.8(19.1)
 2月 15.8(16.0) 14.8(17.0) 16.1(17.9)
 3月 15.5(15.9) 14.9(17.1) 16.7(17.8)
 ()内は昨年の値

海況予測(令和8年4月~7月)

N型基調で推移し、一時的にB型またはC型となります。伊豆諸島の東沖を大きく離れている黒潮北上部は冷水域が東に抜けるにつれて伊豆諸島に接近してきます。

伊豆諸島北部海域の海況見通し

伊豆諸島北部海域は概ね、黒潮の内側の冷水域に入ります。B型時には暖水波及により水温が上昇します。そのため沿岸水温は「やや低め」~「平年並み」※、B型時には「高め」~「きわめて高め」になると予想しています。
※ 「平年並」=平年値±0.5℃程度、「やや高め」=平年値+0.5~1.5℃、「きわめて高め」=平年値+2.5℃以上

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図3 黒潮流路の代表的なパターン

A型:32°N以南まで蛇行(海上保安庁HPより)

B型:八丈島の北を通過 流路の南端が32N以北かつ33N以南

C型:八丈島の南を通過蛇行流路の南端が32N以北

N型:八丈島の北を通過、流路の南端が33N以北

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