大島事業所トピック№425 令和8年4~7月の伊豆諸島周辺海域の海況見通し

大島事業所トピック№425 令和8年4~7月の伊豆諸島周辺海域の海況見通し

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黒潮はN型基調で推移するが、9月までは一時的にB型またはC型となる。

令和8年7月に長期漁海況予報会議が開催され、水産研究・教育機構より、令和8年8~12月の海況予報が発表されましたので、お知らせします。

海況の現況と経過

【現況】黒潮は遠州灘沖33°10′N付近を東進し、八丈島西沖から北東に向きを変えて御蔵島付近を通過した後、房総半島東沖に流去しています(図1)。

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   図1 関東・東海海況速報(令和8年8月10日)

【経過】】4月上旬に一時的なB型で経過しましたが、4月中旬に房総半島沖の冷水域が縮小し、それ以降はN型で経過しました(図2)。

大島トピック425.png

   図2 関東・東海海況速報(令和8年4月4日と4月18日)

海況予測(令和8年8月~12月)

N型基調で推移しますが、9月までは一時的にB型またはC型となります。房総半島沖の黒潮の外側に大蛇行を形成していた時の冷水域(1000m深3℃)が残っていて、その冷水域が黒潮の内側にとりこまれることで一時的なB型、C型になると予想されます。

伊豆諸島北部海域の海況見通し

伊豆諸島北部海域は概ね、黒潮の内側に入りますが暖水波及によって高めの水温が続くと予想されます。したがって沿岸水温は「やや高め」~「きわめて高め」、C型時には「やや低め」~「きわめて低め」になると予想しています。

※ 「平年並」=平年値±0.5℃程度、「やや高め」=平年値+0.5~1.5℃、「きわめて高め」=平年値+2.5℃以上

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図3 黒潮流路の代表的なパターン

A型:32°N以南まで蛇行(海上保安庁HPより)

B型:八丈島の北を通過 流路の南端が32N以北かつ33N以南

C型:八丈島の南を通過蛇行流路の南端が32N以北

N型:八丈島の北を通過、流路の南端が33N以北

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