平成29年8月9日 羽田空港C滑走路前の人工浅場

写真1 羽田空港C滑走路前の人工浅場 

写真1 羽田空港C滑走路前の人工浅場  

 

 St.2羽田沖から見た羽田空港の風景です。滑走路のすぐ近くに広がる砂浜は、内湾に生息する魚類が仔稚魚の期間を過ごす場所として、数少ない大切な場所です(写真1)。

 この日、調査地点(ST.2)の気温は午前11時現在で32.3℃、表層の水温は28.8℃でした。

 小型底曳網による調査では、仔稚魚の採集物はほとんど確認できませんでした。春先にマハゼを主体にハゼ科魚類の仔稚魚が多数採集されてきましたが、浅場の環境で成長し、遊泳力も向上したため、盛夏のこの時期は小型底曳網には入りにくくなります。餌や過ごしやすい環境を求めて活発に活動するマハゼは、東京湾奥の環境が厳しくなる夏期には運河や河川に移動します。

 

 

 

図1 調査地点         

図1調査地点

 

平成29年8月9日 内湾水質調査結果 

平成29年8月9日 内湾水質調査結果 .xls [38KB xlsファイル] 

 平成29年6月12内湾水質調査結果