東京湾奥で採集されたマダイの稚魚

 平成30年5月23日の小型底曳網調査では、三枚洲のSt.4で体長8.7㎜のマダイPagrus majorの仔魚が1個体採集されました(写真1)。尾びれ先端のくびれが見られず丸いことから、ふ化後1カ月にも満たない個体です。同調査では、平成15年5月に羽田沖のSt.2で1個体が採集されて以来のことです。なお、マダイは「蝦で鯛を釣る」と言うことわざがあるほどの市場価値の高い高級魚であることから、東京湾では体長7~10㎝まで育成された種苗100数十万尾が放流されています。 

 

写真1

写真1  マダイ

    注)茶色の方形枠は縦横5mm

 

 

図1 調査地点         

図1調査地点

 

平成30年5月23日 内湾水質調査結果 

平成30年5月23日 内湾水質調査結果.xls [37KB xlsファイル] 

 平成30年5月23日 内湾水質調査結果