内湾調査平成30年3月 マコガレイ稚魚とシラスアユ
平成30年3月 春の内湾で採集される魚たち
東京に桜の開花が発表されて一週間、海の中でも春らしさを感じる季節となりました。
今回の調査では、ハゼの仲間やスズキ等の仔魚に混じって、マコガレイPseudopleuronectes yokohamaeやアユPlecoglossus altivelisの仔魚の姿を確認しました。
採集されたアユの仔魚は、全長がまだ30mm~35mmほどの大きさで「シラスアユ」とも呼ばれています。体は半透明で、成魚の姿にはほど遠いイメージですが、多摩川河口や湾奥の浅場で、もう一回り大きく成長した後、川の上流を目指して遡上を開始します。一方、マコガレイの仔魚は、既に成魚に近い姿をしており、カレイの仲間であることが一目瞭然です。春の内湾では、これらの仔魚を含む多くの仔魚が、餌生物を求め活発に泳ぎ回ります。
写真1 マコガレイ仔魚(全長約20mm) 写真2 アユ仔魚(全長約30~35mm)
図1調査地点
平成30年3月23日 内湾水質調査結果
平成30年3月23日 内湾水質調査結果.xls [37KB xlsファイル]
