東京ベイ・クリーンアップ大作戦の一こま

 お台場海浜公園の人工干潟では、「東京港を泳げる海に!」を合言葉に、多くの機関やボランティアの人達が参加して、砂浜と海中の清掃活動が年3回ほど行われています。このイベント名は“東京ベイ・クリーンアップ大作戦"と呼ばれています。
当機関では、6月と11月の年2回イベントに参加し、砂中に置いた50~60枚程のパネルを清掃参加者や一般客に見ていただき対話のきっかけにしています。中身は、①お台場に棲む生物の写真、②水質や住処などの生息環境と生物が密接に関わって変遷してきた状況を示す図表、③川と海に優しい生活の工夫などを模式図にしたものです。
また、干潟や岩場の生物を採集して展示したり、地曳網を参加者の前で曳いて砂浜に生物が多数いることを紹介しています。今回、その様子を写真で紹介します。

パネル展示

写真1 清掃の合間に、パネル立てと生物展示の準備を行っているところ。

生物観察

写真2 子供たちは、お台場で採集されたばかりの生物に興味津々。

以下の2枚の画像は、展示パネルの例です。

昔の内湾

パネル2

 なお、参加者からは:
① お台場にこれほど多くの生き物がいることを知らなかった。干潟は大切なんですね。
② 家庭の流しと川と海とがつながっているんですね。気をつけます。
③ 海がひと頃より随分と綺麗になりましたね。
等などの言葉が寄せられました。

平成21年11月5日 内湾水質調査結果

内湾調査結果