平成30年2月 マコガレイに次いでイシガレイの仔魚が採集される

 平成30年2月11日の小型底曳網調査では、体長6~7mmほどのイシガレイの仔魚が採集されました(写真1)。前回(平成30年1月)紹介したマコガレイは背部や腹部に多くの色素が集まった色素叢が数個見られるのに対し、イシガレイは細かい色素が体表面に散在することで両者は識別できます。

 上記2種の地点別採集数は図1に示す通りで、東部水域や中央航路沿いに湾入するお台場人工海浜公園周辺水域の調査地点で多い傾向が見られました。なお、稚魚期に波打ち際などの浅場で過ごすカレイ類稚魚にとって、覆砂で造成されたお台場人工海浜公園は重要な役割を果たしていることもわかりました。

 写真1 イシガレイの仔魚

写真1 イシガレイの仔魚

 

 写真2 カレイ類2種の地点別・採集個体数

図1 カレイ類2種の地点別・採集個体数

 

 

 

図1 調査地点         

図2 調査地点

 

平成30年2月11日 内湾水質調査結果 

平成30年2月11日 内湾水質調査結果.xls [37KB xlsファイル]  

 平成30年2月11日 内湾水質調査結果