146．伊豆諸島海域天然魚礁調査報告書 Ⅱ
中川ほか（大島分場）、佐藤*
藺灘波島（イナンバ島）：第Ⅰ報（研究要報127)で実施した各礁等の調査に引続いて行ったもので、主として島の形状・海底地形に止まった。調査結果を作図するとともに採集生物を表にした。とくに海図上にない浅瀬等は発見されなかった。
東京都海域における天然礁の概要* 東京都管下の漁場、伊豆諸島から沖の烏島・南鳥島に及ぶ千数百kmに及ぶ海域についてとりまとめた。主要な海嶺・海台・海溝・海盆並びに著名な漁場を図示した。漁場の形成要因を検討するとともに魚礁の発見の経緯、特徴等51個所記した。
海嶺について名稽、緯・径度、水深、発見者等を伊豆諸島５１０，西七島115、小笠原115、小笠原東方・ラマポ堆・小笠原海台32、南鳥島付近201、中マリアナ367、東マリアナ29、紀南礁群30、その他97個所についてそれぞれ記載した。
研究要報146(1980.3）
